日本の電化製品を海外で使用する方法や、
海外のコンセントの形状について説明します。
*当ブログでは、基本的に私が実際に使用してみてオススメできるものを紹介しています
日本の電化製品を海外で使用するには
日本の電化製品を海外で使用するには、
コンセントの形状と電圧の2点を確認する必要があります。
コンセントの形状が合わない場合
→ 変換アダプターが必要
電圧が合わない場合
→ 変圧器が必要
コンセントの形状の確認
コンセントの形状は様々ですが、
日本のコンセントは”Aタイプ”という事を覚えておきましょう。
このAタイプが渡航先で使用できるかを確認します。
使用できない場合は”変換アダプター”で渡航先の形状に変換します。
タイのコンセントタイプ
タイのコンセントは上の写真の形状ですが、
実はAタイプがそのまま挿さります。
その為、タイでは変換アダプターが必要ありません。
日本のコンセントを挿すとこんな感じです。
香港のコンセントタイプ
香港のコンセントタイプはBFタイプです。
その為、A→BFの変換アダプターが必要になります。
電圧の確認
日本の電圧は100Vですが、
海外では200~220Vが一般的になります。
海外の電圧に対応できるかどうかは電化製品ごとに異なりますので
使用する製品の電圧表示を確認する必要があります。
海外の電圧に対応している例
上の写真の”入力電圧”が”AC100V~240V”となっている為、
海外の電圧でも使用可能です。
スマホの充電器やPCのACアダプターなどは、使用可能なものが多いです。
海外の電圧に対応していない例
上の写真の”入力電圧”が”AC100V”となっている為、
海外の電圧では使用できません。
ドライヤーなどは使用できないものがほとんどです。
使用したい場合は変圧器を用意してください。
コンセントを挿すときの注意点
コンセントを挿すときの注意点を解説します。
重いものをそのまま挿さない!
Aタイプのコンセントをそのまま挿す場合でも、
変換アダプターを使用する場合でも、
スマホの充電器など重いものをそのまま挿すのはやめましょう。
特にAタイプがそのまま挿さる場合は、
重さに耐えられずに落ちる事が多いです。
電源ケーブルが長いものや延長コード、
電源タップなどを使用すると安心です。
日本の電源タップは海外で使えるの?
日本の電圧は100V、海外の電圧はほとんどが200~220Vですが
日本から持っていった電源タップが使用できるか気になると思います。
実は基本的に日本の電源タップは海外で使用できる!と思っています。
逆に海外の電源タップは日本で使用できません!
一見、反対ではないかと思ってしまいますが
私がそう考える理由を解説します。
ただし、あくまで理論的な話ですので、メーカーは推奨していません。
事故が起こっても責任は負えませんので
使用する場合は自己責任でお願いします。
心配な方は海外対応と明記された製品を使用してください。
私が「日本の電源タップが海外で使用できる」と考える理由
一般的な電源タップの内部は、電線でコンセントを分岐しているだけです。
*雷ガードや電子基板が入っているものは除きます
そして、電源タップで一番怖いのが過電流による発熱・発火です。
電源タップ内部の電線の太さは電流の大きさで決まります。
例えば、1500W対応の電源タップの場合、
想定している電流は日本対応の方が2倍以上多くなります。
日本対応の場合:
1500W÷100V=15A
海外対応の場合:
1500W÷220V=6.81A
つまり、日本対応の方が2倍以上の電流を想定しており、
内部の電線が太く作られている為、
内部抵抗が少なく発熱・発火しづらいです。
海外の220Vで使用しても問題ないという事になります。
逆に、海外の電源タップを日本で使用すると、
発熱・発火する可能性があります。
ただし、雷ガードや電子基板が入っているものは海外で使用できません。
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